ガーネットは作った中でも最大サイズです。
何度も手直しを重ねて完成しました。
なんとなくしっくりこなくて、一年ぐらい寝かせたりもしました。
この表情が出るまで容易ではありませんでした。
素材は羊毛やガラスだけのことかもしれません。
物に命はないのかもしれません。
けれどしっくりくる(この猫の顔)が出てくるまで
作る私だけの力ではないように感じます。
いつも、私にはもう可愛らしい猫は作れません!ってぐらい無力にならないと表情が出ないのです。
そして、その(この猫の顔)がやってくるのは突然です。
ミリ単位のことだったり、無邪気な子供のふとした表情からインスピレーションがおりてくる時もさまざまです。
ガーネットは二重が脳内キーワードとして形になりました。
そしてその後二重の猫を作っても、ガーネットにはなりません。(その猫の顔)なのだと思います。
ガーネットは一月の誕生石。帽子の色がガーネットみたいだなと思って、つけました。
差し色の青は、友人から青のアイデアをもらって、普段使わない色を入れたら似合ってくれました。
服の模様も他の友人からのアイデアです。
なにかが足りない ・・という時には友人達に聞くのである意味コラボしているのかもしれません。